ご利用にあたって
Getting Started
ペレットストーブとしてご利用する場合
上部のタンクにペレットを入れます。
ペレットはタンクに15kg入ります。この15kgで、調整やペレットの種類にもよりますが約8時間連続して燃え続けます。燃焼室内へのペレット提供を途中で止めることが出来ませんので、燃やす時間を考えてペレットの投入量を調整します。
ペレットとしての着火
付属の着火剤を燃焼ネット上のペレットの中に押し込みそれに着火します。
最後はペレットを燃やしきってください。
ペレットをタンク内に残したまま、ペレット・薪燃焼用空気調整口を閉じた状態にしないでください。
ペレット・薪燃焼用空気調整口を閉じた状態にしますと、不完全燃焼になり、タンク内に煙が充満します。前面の扉とペレットタンクのふたを同時に開けないでください。逆流の恐れがあります。
木質ペレットについて
木質ペレットはおが屑や鉤屑などの製材廃材や林地残材、古紙といった木質系の副産物、廃棄物を粉砕、圧縮し、成形した固形燃料のことです。このペレットには3種類あります。
木の皮を使った樹皮(バーク)ペレットと、木質の部分を使ったホワイトペレットと、両方使った、全木ペレットです。
バークペレットは、ホワイトペレットに比べて多少ゆっくり燃えますが、燃えた後の灰の量がホワイトペレットに比べて5~6倍多いので、バークペレットを燃やすと灰掃除を毎日のように行う必要があります。全木ペレットはホワイトペレットとバークペレットの中間です。
弊社のクラフトマンストーブは、どのペレットでも燃やすことができます。
薪ストーブとしてご利用する場合
前面の扉を開けて薪をくべます。
薪の着火は焚き火と同じです。新聞紙を丸めて置き、焚き付けを置き、火を点けます。焚き付けが燃え出したら、薪をくべます。炉内に灰があれば火はすぐ点きます。ストーブは灰が大事ですので、灰の掃除の時は必ず2~3cm程度の灰を残してください。
薪ストーブとして継続してお使いになる場合
ペレットの燃焼ネットとその周りの燃焼器具を外してください。
まず、燃焼ネットを取り外し、燃焼金具を上へ持ち上げてから手前に斜めに倒すと、抜き取ることが出来ます。
また、薪ストーブとして使う場合、上部のペレットタンクを外すことができます。タンクの重さは28kgです。タンクを外すと上部が広くなり大きな鍋などを置くことが出来ます。
ストーブが冷めている時、ペレットタンクの両側面下部の溝に手を入れて持ち上げますと外れます。ストーブ上部に付属部品のフタを取付けることで中央の穴を塞ぎ平らにできます。
炉内にはロストルが無く、灰が溜まったら燃焼室手前の灰落とし蓋をはずして、その穴から下部の灰受けに灰を落とし込んで捨てます。
灰受けは普段は空の状態ですので、冷めた食材をあたためることができ、トースターのようにご使用いただけます。(ペレット使用時はあまり温度が上がりません)
薪は最大で40cmの長さまで入りますが、より多くの薪を投入したい場合は36cm規格の薪が適しています。
燃焼時の注意点
燃焼時、ペレットタンク下の本体は熱くなります。触れば火傷をしてしまうため、お子様等が触る危険がある場合にはストーブガード等を施してください。
ストーブの表面温度が300℃以下になるように火力の調整をお願い致します。これ以上の温度で使用を続けると製品寿命が短くなる可能性があります。
ストーブ本体に温度計をつけ、温度管理をすることをお勧めします。